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「web3て怪しい」言われる理由は【デジタル資産の大バカ理論】問題点や具体例から正しい価値価格を見極めよう!

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怪しい…
web3ってなんか怪しい

2021年後半からweb3が話題になることあるけど…
暗号資産、NFT、DAOなど理念は素晴らしいけど、実態は怪しいものが多いよなぁ

確かに、損失を出している人もいるし、怪しい営業をかけてくる人もいるからそう見えてしまうよね…

web3はブロックチェーン技術による本当に素晴らしいシステムですが、技術的に発展の余地があります。期待が高まりすぎていて、過大な評価を受けている事実もあります

どうしてそんなに期待が高まりすぎちゃうの?

それは本記事で解説する【デジタル資産の大バカ理論】が背景にあるのが一因です

本記事を読めば、web3関連が怪しく見える理由や、問題点を具体例を交えて解説します。
また、胡散臭い商材やデジタル資産を騙されて買わせられてしまうことを防ぐ知識が付きますよ

目次

web3は本当に来るの?

web3は、ブロックチェーン技術をベースとした、次世代の分散型のネットワーク環境です

これまで、web上では「所有」すると言うことが難しかったのですが、web3の代表的な概念に「所有」を証明出来るようになったことがあります

これまでのシステムだと、デジタルデータは簡単にコピーできてしまたからね…

身近なweb3関連ですと、この様なものがありますよ

  • お金 → 暗号資産(仮想通貨)
  • 写真やイラスト → NFT
  • 銀行 → DeFi
  • 会社 → DAO
  • コミュニティ → メタバース

冒頭で話したように、これらはまだ技術的にも制度的にも課題は残るのですが、web3は徐々に始まっています。

ブロックチェーン技術の一例ですが、2022年に初めてジャニーズ事務所がブロックチェーンによるチケットを発売しました。

これにより全てのチケットは、購入者した人と、実際に入場する人が分かるだけでなく、その間にどこのアカウントを経由しているのかの流動も分かる様になりました

不正に転売されたのか?正しく譲渡されたのか?も明確に出来る様になりました。これにより、不正な転売を防ぐことも出来ますし、本当のファンの元へ適正な価格でチケットを届けれるようになります

すごい技術だね

web3が怪しく見える問題点とは?「デジタル資産の大バカ理論」

では、どうしてそんな素晴らしいweb3やブロックチェーン技術が怪しく思われてしまうのでしょうか?

いくつか要因はあるのですが、理解が進まないので怪しく感じる面や、大バカ理論に基づくものがあります

未知のものは怪しまれる

初めてweb3と聞いた時、みなさんどんな風に思いました?

また良く分からない横文字を使った、怪しいモノが出てきたなって思ったね

理解が進まないので怪しく感じる面では、新しい言葉が出てくると自然と怪しく感じる面がありますよね。
お金にまつわる事や、営業的やビジネス的な用語を含んでいますと特にですね

その新しい言葉を検索しても「怪しい」「うさん臭い」など関連ワードに表示されたりする傾向があります。

知らない言葉に対して警戒感を抱いてたり、理解が進んでないので「とりあえず怪しいから止めとけ」的な声がありますね

これまでに一般的に使われてない横文字を唐突に使う人って、悪く表現するとペテン師的な感じな人もいたから、そういうのを見てきた人は「また怪しい」のが出てきたって思うよね

実際に大小のメディア問わず、情報だけ出している立場の人が「流行っている」っていうのは「流行ってるんじゃなく、流行らせたいだけ」なんて言葉も最近よくきくね

ですがweb3やブロックチェーンは、実際にジャニーズ事務所のブロックチェーンのチケットの様に、確実に世の中のためになる技術で怪しいものではありません。

結論1 理解が進んでいないので怪しく見える

大バカ理論とは?

大バカ理論に基づくものでは、いくつか要因があるので見ていきましょう

大バカ理論て何かな?

簡潔に言ってしまうと、本来の価値のない物であっても自分が買った金額よりも、さらに高い金額を支払う人がいれば、転売して利益を出せるという理論です

それが本当に価値がついて、転売を禁止するような商品でなければ価値が高まったと言えます。

ですが、ポイントは本来の価値よりも大幅に過大評価した価格で物を売り、さらに購入した時よりも本来の価値を上回る価格で売却(転売)をすれば利益を得られるということです

これが成り立つためには、より高い価格を払ってくれる人がいることが前提になります

これって…いつかは崩壊するよね

そうなんです…

より高い価格を払ってくれる新しい参入してくる人がいなくなったり、または価格過大評価した価値が実態と乖離しているのが理解されてしまうと、右肩上がりだった相場がいちじるしく暴落し、本来の評価価値まで値段が下がってしまいます…

なんか、ポンジスキーム(投資詐欺)みたいだね…

それに近いね

大バカ理論 = 本来の価値のない物であっても自分が買った金額よりも、さらに高い金額を支払う人がいれば、転売して利益を出せるという理論

大バカ理論に基づく、web3のデジタル資産には何があるの?

結論から言いますと、大バカ理論に該当しないモノを選びましょう!というお話をします

前提を間違わないでほしいですが、web3やデジタル資産が悪いわけではありません。
web3やデジタル資産を過大な評価を演出などして、悪い運用されるのが問題なのです

普通に売っている羽毛布団などを、より価値のある様に見せかけて本来の価格の何倍とかで売る様な手法ね…

意外かもしれませんが、この例の様な売り方をする製品自体は問題ないものが多く、場合によっては本当に良い製品だったりします。(製品自体も悪質な場合もあります)

だからこそ、気を付ける点があります

悪い点は、価値に見合わない価格や、説明や、売り方(運用され方)だったりします。

実は、私も引っ掛かってしまったことがありまして…ぴえん

デジタル資産の大バカ理論は、web3だけの特有の問題でなく、現実世界で起こっている大バカ理論の運用をweb3のコンテンツを使って行っているものです

大バカ理論のweb3版と言うことで、デジタル資産の大バカ理論と言うことになるんだね

実際にどのように使われているかというと、使われ方次第でいろいろ該当してしまうのですが…

  • 暗号資産(仮想通貨)
  • NFTアート
  • ブロックチェーンゲーム

などです。

わりと身近なものだね

私は、これらの分野が発展する事を大きな期待を持っています

だからそこ、購入時には見極めてほしいのですが、これらが全て悪いものではなく、運用の問題です

悪く運用されているものが、悪いのです。

そして、新しい技術で実態が見えにくく、話題性も高いので、悪用もされやすいのです

確かに、話題性の事があると、関連した詐欺みたいなのが出てくるもんね…
オリンピックのチケット詐欺とか…
災害の募金詐欺とか…

web3に関しては、2022年12月現在において、暗号資産(仮想通貨)以外の法律や制度がない状態ですので、大バカ理論に基ずくモノには気を付けましょう

暗号資産(仮想通貨)

技術や理念は素晴らしい暗号資産(仮想通貨)ですが、それを支えている価値は、価値があるとみんなが感じることで成り立っています

みんなが価値があると思われれば価格は上がり、価値がないと感じると価格が下がります

正しく運用されていれば、問題ありません

株式取引と違って、業績などの実績に応じて変動しているわけではないんだね

また法定通貨とも違い、法定通貨なら、日本円やアメリカドルの様な基軸国の通貨であれば、その国がその法定通貨の価値を担保してくれますが、担保しきれない国の通貨は暴落や破綻する事もありますよね…

ビットコインやイーサリアムも、みんなが現在はこのくらいの価値があると思っているので、現在の価格が付いています。(ですが、価値を担保してくれるものはありません)

ビットコインやイーサリアムの様な暗号資産は地位を得ていますし、規模が大きいので、みんなが一瞬にして価値を感じなくなる事が起こる事はまずないと思いますが、みんなの気持ち次第で価格変動が起こりやすくなる訳です

規模の小さな暗号資産だと、よりリスクはありますね。
一部の人や、大口の方が、一気に手を引いてしまうと価格変動が大きく変動しちゃうね

真実とは違ってたとしても、良い感じのニュースが入ってきたり、悪いニュースが入ってくると大きく価値が変動してしまいます

意図的にやられると怖いものがあるね

株式では、意図的に偽情報を流したりする「風説の流布」という相場操縦する行為は金融商品取引法で禁止されています。暗号資産(仮想通貨)も対象になりましたが、2020年の5月1日からなので、最近の話なのです

金融庁

それまでは実際に一部のインフルエンサーが、暗号資産に置いて「自分だけが得する状況」を作れてしまいました

  1. 先に自分が安い値段で購入
  2. この銘柄が上がるぞ!と煽る
  3. 信じた人たちが購入する
  4. 高騰したら、自分だけコッソリ売り抜ける
  5. 大量の資金を抜かれたその銘柄は暴落する

※web3に関する金融商品取引法があるのは、現在は暗号資産(仮想通貨)だけなので、他のデジタル資産はより気を付けてください

通報間口も設置されています

通報先 金融庁|証券取引等監視委員会

現在では、この大きな変動を抑えるために、「価値があると、みんなが感じることで成り立つ」だけではなく、実際の資産のあるものと連動させたり、資産を担保したり、使える暗号資産(仮想通貨)の取り組みも試みられています

NFTアート

NFTアートは、純粋にアートとして楽しまれている側面と、投機目的でも売買されている側面があります。

NFTアートは、一部ではアートとして素晴らし物もありますし、私もいくつか所有してます。

純粋にアートとして楽しまれている側面では、良いコンテンツが生まれたと思います


ですが、結論から言いますと、投機目的でも売買されている側面としては、NFTが一番、デジタル資産の大バカ理論が展開されています

メディアで取り上げられたり、関連本などたくさん出ているのにそんな感じなの?

確かに、メディアや本などでは、アートとしての側面が大きく取り上げられていますよね

いろいろ見てきましたが、NFTアートを購入する時には多くの場合で投機的な視線ではなくアートとして見て、アートとして欲しいものを購入し、楽しむことを目的にすることをおすすめします

デジタルイラストは、簡単にコピーが出来てしまうモノですが、それを防ぐための唯一無二を与えられる技術がNFT(アート)です

結果的に価値がついて、より高い価格になるのは自然な事ですが…、逆になっているケースの方が多くみられます。

つまり、お金儲けのためにデジタルアートが使われている?

全てがそうではないですが、残念ながらその様なものも多いと言うことですね

NFTアートは、既に名のあるイラストレーターや、プロの様な表現者ではない限りは、アートとしての価値は限定的です。

いろいろな付加価値投機的な要素を入れて行かないと売り上げには結びつきにくい面がありますね

全ての商品と同じように、NFTアートも商品なので、マーケティングやプロモーションは必要な事なので告知も必要です。
結果的に、油絵の様に自然と評価され、価値が上がり、価格もあがることもあります

ですが本質を忘れ、意図的な本来の価値よりも過大評価された価格売買転売を続けることで、どこかで暴落が起こってしまいます

金銭的価値を失っても
アートとして愛せるNFTを買いたいねぇ~

バンクシーや絵画や、初期のころからのビットコインの高騰の様な投機的なチャンスは、プロのクリエイター作品以外のNFTアートにはほぼないと思います。

(初セリの一番マグロの様な話題集めや、その他の価値を有する場合は高値が付くかもしれませんが…その高騰に携われるのは購入者ではなく、仕掛けている側でしょう…)

私は、アートとしてのNFTアートは好きなので全面否定はしませんが、マイクロソフト創業者のビルゲイツも「NFTの人気は大バカ理論に基づくもの」との発言がありましたね

ホリエモンもまた「価値のつけにくい技術に、価値があいまいなアートが組み合わさっているだけ」的な事を言ってたね

是非、NFTアートを購入する時には、価格が上がるかも?ではなく購入者側が利益を得られることはほぼないので自分自身の目で見て、価値を感じたものに、その対価を払うべきか決めるのであれば、デジタル資産の大バカ理論にはならないハズです

価値は自身で見極めるものだね

デジタル資産の大バカ理論にはならず、NFTアートが売れる要素をまとめた記事もありますので、詳しく知りたい方はコチラのサイトを見てください

結論 投機的な目線で購入するのではなく、基本は楽しむために価値を感じたもを買おう

ブロックチェーンゲーム

ブロックチェーンゲームとは、分散型台帳でできたゲームという意味です。BCGや、NFTゲームと呼ばれる事もあります

基本的には、昔からある様なネット回線を必要としないプライベート空間で遊ぶゲームではなく、スマホなどのソーシャルゲームやオンラインゲームの様にインターネット接続があって行うゲームが多く、システムにブロックチェーンを利用したゲームになります

ゲーム内容としては既存のゲームとあまり変わらず、スマートフォンなどで普通にインストールできますよ
(システムの一部がブロックチェーンになっているだけなので)

私は、ブロックチェーンゲームの将来にすごく期待をしています

ブロックチェーンゲームの特徴としては、Play To Earn / 遊んで稼げるゲーム と言うことで注目を集めています

その他の特徴は

  • ゲームをまたいでキャラクターを使用できる
  • サービス終了しても入手したアイテムデータを所有していられる
  • 改ざんが起きにくい
  • チートプレイが出来ない

などが期待されています。

他のゲームにキャラクターを持ち込めるって画期的ですごいよね

改めて言いますが、私はブロックチェーンゲームの将来に期待しています。

ですが、現在あるブロックチェーンゲームはゲーマーからすると、コレジャナイ感があるんですよね。

ゲームの面白さは、今回は問題にはしません。

問題は、Play To Earn / 遊んで稼げるゲーム プレーヤーが稼ぐためのお金はどこから発生しているのでしょうか?という所です

ま、まさか…

新しいプレーヤーの参加権の売り上げや、プレーヤーの課金が主な原資なものが多いです。

これはデジタル資産の大バカ理論に近いものがありますね

せめて、ゲーム自体が面白ければいいのですが…ただ、そんなに面白いゲームで売れるようなゲームは、フツーにスマホゲームで出してしまった方がゲーム会社は儲かるので悩ましいですね

面白いゲームを作れるのか?
Play To Earn の原資を開拓できるのか?
これが今後のカギだね

 

デジタル資産の大バカ理論の最近の暴落した事例

2022年は、この特異点を迎えてしまった資産がいくつか見られました

7月ごろに集中的に起こったので、いろいろテレビを含めてニュースにもなりましたね

  • 暗号資産(仮想通貨)の暴落
  • NFTアートの暴落
  • STEPN(Move to Earnのブロックチェーンのアプリ)

2022年7月の暗号資産(仮想通貨)全体的な価格下落は、正確には大バカ理論には該当しませんが、個別の銘柄では度々起きています

どうして暴落は起きたの?

いくつか理由があります。

中国が暗号資産の取引を全面禁止にしたため、止める止めないに関わらず、中国では使えなくなってしまうので暗号資産を手放した

ロシアがウクライナへ侵攻したため

コロナが収束し、急激な需要が高まりインフレが起きたため

アメリカを中心とする金利の上昇のため、リスクのある暗号資産より、安定して利益を得られるアメリカ国債などを買うようになったため

一部の暗号資産は電力をたくさん消費するので、環境問題としての悪いイメージが付けられてしまった(一部の暗号資産が電力をたくさん必要とするのですが、全ての暗号資産が電力をたくさん使われていると思われてしまった)

トレンドが去った

まとめ

web3やブロックチェーンは、素晴らしいテクノロジーです。

ですが、技術も制度もまだ発展途上であるため、大枠がボヤっとしている状態のまま、期待値が膨らんでいます

そこに、そこに本来の価値ではない過大評価された価値を付けらる様な運用方法がされるものが出来てしまいました。

以前からあった、大バカ理論とweb3のコンテンツが結びつき、デジタル資産の大バカ理論が出来てしまいまっています

大バカ理論 = 本来の価値のない物であっても自分が買った金額よりも、さらに高い金額を支払う人がいれば、転売して利益を出せるという理論

web3は大切に育て行くべき分野です。この様な焼き畑農業な手法ではなく、価値を見誤って損失を出さないためにも、投機目的ではなく、自分自身で価値を感じたものにその対価を払うべきか決めてください

金銭的価値があってもなくても、アートとして愛せるNFTが普及するべきか思います

web3を誤解のない様に用語などをまとめましたよ

暗号資産やNFTアートに興味持たれた方には、この様な記事も用意してます

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