「起業するのは『やめておけ』と言われることが多い」というのは、多くの人が聞いたことがある言葉です。
ナゼそんなに「やめておけ」という声が多いのでしょうか?
その理由について具体的に知っている人は少ないかもしれません。
なぜ起業することにリスクがあるのか、複数の事業を経験した私の体験談も含めその理由を解説していきます。
この記事を読むことで、無駄に資金や労力を使い、起業で失敗することを回避できます
【自営業や起業はやめとけ】はナゼ?知っておくべき8つの理由・特徴
起業することについて、「やめておけ」と言われることが多いのは、以下の理由が考えられます。
- 金銭的なリスクが高い
- 成功するのは一握り
- 収益が得られるまでに時間がかかる
- 経営に必要なスキルや知識がない場合がある
- 競合が激しい場合がある
- 意外と儲からない
- 再就職が難しくなるから
- 制限される事もある
さすがに、「やめとけ」と言われるだけあって、相当厳しい現状があります…
起業や自営業をすることは夢もありますが、やり方や、業種によっては、おすすめしたくないことも多いです
ただし、あなたにとって真の意味の「やめとけ」ではない事もあるので、記事の最後にまとめ・おまけのコーナーでお話しますね
では、一般的に「自営業や起業はやめとけ」と言われる理由や特徴を解説します
金銭的なリスクが高い
起業は、新しい事業を立ち上げることです。
起業には、多くのなリスクが伴い、事業が成功する可能性もあれば、失敗する可能性もあります。
自己資金で立ち上げる場合は、自分の資金が減ってしまうリスクはあるものの限定的で済みますが、借入をして起業し失敗した場合には、多大なの損失と、返済義務がが出る可能性があります。
条件の悪いフランチャイズ契約をしてしまうと「赤字なのに止められない」など、失敗で終われないケースもあるので注意です
その他、時間的なリスクや、再就職への機会損失もあります
また、想定してない事も、起こることもあります。
脱サラして起業する時には、入念な準備を整えるべきです
成功するのは一握り
起業し、事業を始めた人の7割以上は2年以内に廃業や撤退に追い込まれます…
主な理由は、初期戦略と、最初のお金の使い方にあります
多くの場合、一生に1度あるかないかの起業のチャンスに、気合いを入れすぎて過剰な期待、過剰な準備、過剰な投資でコストをかけ過ぎてしまうことが、失敗の大きな要因につながっていることが多いです
これが、のちのち重荷になってきます
逆に、ここを間違えなければ、起業し自営業を成功につなげていけます
自営業者のお金の悩みについては、専門に記事を書かせて頂きました
収益が得られるまでに時間がかかる
起業した場合、収益を得るまでには時間がかかる場合があります。
私は、to Cビジネス、つまりユーザーがお客さまでかつ、現金商売のため、少しづつでも売り上げや収益を上げれるビジネスをしてきました
この様なビジネスは、投資した分のお金を回収しながら運営出来たり、運転資金も大きな金額を必要としない場合もありますが、特に製造・開発するようなものは、売り上げが入ってくるのも時間がかかります
さらに、事業が軌道に乗るまでには、数年かかることもあるため、それまでの間は収益が得られない場合があります。
経営に必要なスキルや知識がない場合がある
起業には、ビジネスに必要なスキルや知識が必要です。
しかし、起業する人が必ずしもビジネスに関する専門的な知識や経験があるわけではありません。
「やりたいから始めちゃった」個人事業主や自営業の方って多いですよね
私たちも「やりたい」が先行しちゃってた面があるよね~
経営に必要なスキルや知識が不足している場合は、事業が成功する可能性が低くなる場合があります。
生活に必要な業種の場合は、ある程度の需要を見込めます
ですが、良いモノを作ったから売れる時代ではありません
良い商品は、今は前提になりつつあります
そんなに、安かろう、悪かろうな商品てないですよね
商品を売るのも、宣伝をしていくのにも戦略は必要です
戦略があれば、利益を上げるまでのロードマップが作れますし、効果の薄い広告に貴重なお金を使う事を防げます
私は、のちにマーケティングや統計を学びましたが、起業前にもっと学んでおけば無駄を削ることが出来たと思いますし、苦しみも減らせたと思います
マーケティングや統計は、義務教育にしたいと思うくらい人生に役に立つ学問なのだ
いまは、マーケティングをオンラインスクールで学ぶことも出来ますので、起業したいひとは是非、マーケティングを学ぶことをおすすめします
私も学んでいる月額制マーケティングスクールはコチラ競合が激しい場合がある
起業する分野によっては、すでに競合が激しい場合があります。
既存の企業に対して新しいビジネスを展開する場合、その企業との競争が激化することが予想されます。
まずは、自分の参入する市場を調査する必要があります
また、競合相手に対して優位に立つことができるビジネスモデルを考えなければならず、それが難しい場合もあるでしょう。
そうは言っても、リサーチ方法や、USPの作り方って、良くわからない
これらのリサーチ方法や、USPの作り方もマーケティングを学ぶことで身に付きますよ
意外と儲からない
業種によりますが、個人で始められる事業や1人社長の会社の場合、儲からない事も多いです。
理由をあげると、以下のようなことがあります
- スキルが足りていない
- 知られていない、営業が足りない
- 単価の低い事業しかやっていない
- リピートがなく単発の仕事がおおい
- 経費をかけ過ぎている
- 直接の取引がない
私がいろいろな経営者を見てきた感想ですが、以下の様な要素があると儲からなくなると思います
- 人気があるけど利益率の低い事業
- 参入障壁が低い事業
- 単価の上げれないポジション
- 初期投資が多い事業
全て避けることは難しいかもしれませんが、なるべく避けることが出来ると、儲かる可能性が増えます
再就職が難しい
再就職が難しい理由は2つあります。
適齢期を逃してしまうこと と 一国一城の主を経験してしまうと働きに行きにくい心理です。
適齢期に関しては、経験ある業種やスキル次第で解消できる事もありますが、未経験の業種に行く場合は適齢期を逃してしまう場合もあります
また、自営業をすると、良くも悪くも一国一城の主になれるので、ある意味自由な事もあります。なかなか事業をたたんで、また雇われる事を受け入れられない方も多いです
制限される事もある
事業をしていると、働いている時よりも、特に金融面で不利になることもあります
例えば、クレジットカードを新たに作るのに余計な手間や、拒否される事もあります
クレジットカードを作る時には、会社などで働いている時に作っておくといいですね
「やめておけ」と言われる理由です。
しかし、これらのリスクを十分に理解し、適切に対処することで、起業が成功する可能性もあります。
起業する前には、十分に計画を立て、リスクを回避するための対策を考えることが重要です。
計画を立てたり、リスクを回避する方法はマーケティングを学ぶことで身に付きます
私の学んだwebマーケティングスクールWordPressでのサイト制作や、SNS運用もなども学べますこれらを知る事で、チラシや広告掲載するよりも効果の高く、費用の抑えた宣伝も出来る様になります
起業しないほうが良い人の特徴
- 仕事とプライベートを分けたい人
- 自分で責任を取れない人
- 継続的な努力をすることが苦手な人
- 収益を得るために努力をせずに稼ぎたい人
- 安定した収入を望む人
- リスクを嫌う人
- 経営に必要なスキルや知識がない人
- 長期的なビジョンを持てない人
- 自分で決定を下すことができない人
- お金を計画的に使えない人
働きながら、副業から始めよう
現在、会社員として働いているなら、多くの場合は起業は目指さない方が無難と言えます。
それでも、やっぱり自分のビジネスを行いたい人もいますよね
自分のお店を作るのは夢がありますよね
余暇の時間を使い小さく、まずは副業
会社員で働いているなら、余暇の時間を使い小さく、まずは副業をしてるといいです。
これはただの副収入を得るための副業でなく、参入したい業界を知るための観測気球を副業を通じて上げてみることです
事業のめどが立つのか試しながら、起業する方がリスクは少なく済みます
その過程で、ファン(顧客)になってくれる人を集めておけば、本格的に起業した時のベースの売り上げを生み出してくれます
私は、美容室を出店するのが目標でしたが、働いているうちから以下の様な副業で、副収入と将来の顧客を獲得していきました
- インターネットで物販
- 働いていた閉店後の美容室や、面貸サロンでカットなどを行う
- 将来作る美容室のwebサイト先に作り、認知を取る
業種にもよりますが、まずは副業を始めて、自分のアイデアや事業のメリットを検証することをおすすめします。
起業に必要なスキルや知識、同時に人脈も作れる
副業から始めるメリットは、起業に必要なスキルや知識を磨くことができることだけでなく、同時に人脈や顧客を得られるチャンスもあることから、リスクを抑えることができます。
副業を始めるには、職歴、スキルや趣味、アイデアなどを活かして、自己アピールできる商品やサービスを提供することが重要です。
フリーランスのライターやイラストレーター、プログラマー、コンサルタント、またはネットショップの運営者などが挙げられます。
近年では、インターネットでビジネスをすることが出来るため、副業の収益が本業の収益を超える場合が少なくありません。
ですが、一瞬で取れる収益は、一瞬でレッドオーシャン化することも多いので、長期的に行っていけるビジネスなのか見極めも必要になります
安定した本業の収入があれば、生活の維持が可能です。副業を通じてビジネスプランを試せば、失敗した場合でも損失が少なく済む可能性が高まります。
起業家の方が、会社員よりも良いイメージもありますが、会社員のメリットは自営業者から見ると大きい面がありますよ
会社員である人が起業する場合は、まずは副業から始めることでリスクを減らせます。
現在の職業でのスキルや人脈、そして顧客などを環境を活かし、綿密な事業計画を整えましょう
なにか動き始めれば、その過程で何かが見えてくることもあります。
私もただのゲームブログに、アドセンス広告を貼ってお小遣いを得ていましたが、現在では国内外の企業様から、マーケティング案件を頂けるようになりました
まずは、あまり費用をかけずに、行動するところから始めることで、思わぬ良い仕事や人脈に出会えることもあります
私もブログが伸び悩んでいた時に、縁があり私の人生に大きな変化をもたらしてくれました。
彼がのちに立ち上げたwebマーケティングスクールでの学びは、私の人生に新しい風をもたらしましたおまけ&まとめ【自営業や起業はやめとけ】はナゼ?理由
「自営業や起業はやめとけ」といわれるまとめと、その言葉の真の意味についても深堀りします
まずは、まとめです
まとめ【自営業や起業はやめとけ】
起業することについて、「やめておけ」と言われることが多いのは、以下の理由が考えられます。
- リスクが高い
- 成功するのは一握り
- 収益が得られるまでに時間がかかる
- 経営に必要なスキルや知識がない場合がある
- 競合が激しい場合がある
- 意外と儲からない
- 再就職が難しくなるから
- 制限される事もある
実際に起業した人の7割が失敗すると言われていますが、これらの原因の多くは、知識不足・スキル不足・リサーチ不足・費用をかけ過ぎなどによるものが大きい。
まずは、働きながら、あまりお金をかけず副業で出来る事から始めてみてみることで、失敗を回避できます
経営や、リサーチ力を高めるためには、マーケティングを学ぶことをおすすめします
私も学んでいる月額制オンラインWEBマーケティングスクール
チラシなどの広告をすると50万円~の費用がかかることも少なくないので、WEBで集客や案件獲得できる方法を学んでおけば、初期コストをかなり節約できますよ
「自営業や起業はやめとけ」をポジティブに考えてみる
「自営業や起業はやめとけ」と言われる理由には、独立して自営業になることのリスクとは関係のない意味で言われる事もあります
例えば、以下のような感じです
- 起業するあなたを本気で心配している
- 本当は自分も起業したくて羨ましいから
- アドバイスする人の大半は起業したことも、チャレンジもしたことがない人
起業した人の7割以上が行き詰まる現状を考えれば、あなたが浮き沈みの激しい世界に身を置くことを心配し、おすすめしない方もいます
逆に「本当は自分もしたくて羨ましいから」や「自分だけおいてきぼりになりたくないから」という理由も存在します
自分より劣って見えたた人が大成功されると悔しい、などの心理ってありそうだよね
そもそもですが、アドバイスする人の大半は起業したことも、チャレンジもしたことがない人というパターンもありますよね
起業した人の7割以上が行き詰まるとは言われているけど、準備不足や、過剰な自信、初期のお金の使い方など失敗しなくていい場所で、失敗しているという割合も多いですからね
自営業でお金の悩みを回避する方法などもまとめてみました
起業も副業も、リサーチ力を高めることで、失敗を回避することが出来ます