ControlNetがバージョンアップしたので更新したら、コントロールネットの機能の効果が反映されなくなってしまったわ
ControlNet ver1.1.4は、StableDiffusion WebUI v1.6にしないときちんとした効果が得られないようですね
私もバージョン1.6にして使って実際に体験したのですが、StableDiffusion WebUI もControlNet ver1.1.4も、わたしのおま環かもしれませんが、これまでの様に安定した出力を行えませんでした
前回の記事では、StableDiffusion WebUIのバージョンをSDXLが対応する前のバージョンまで戻すやり方を解説しましたが、今回は拡張機能のControlNetのバージョンを戻す方法を解説していきますね
本記事では、StableDiffusion WebUIのバージョンを戻すダウングレードについて解説します。
現在、Stable Diffusionや画像生成AIに関する記事は、以下のものがありますので参考にしてね
この記事に、特に関連する記事はコチラ
本サイトは、管理者が本当に体験して良かったサービスのみ、プロモーションが含まれていることがあります。
拡張機能【ControlNet】バージョンを戻す方法
1点、解説前にお伝えしておきますが、私はプログラミングにガチで詳しいわけではないので、曖昧な表現があると思います
また、結果的には、この方法でうまく動作するようになると思いますが、ベストな方法ではないかもしれません
それでは、ControlNetバージョンを戻していきますね
戻したいControlNetバージョンのファイルをダウンロードしよう
まずは、GitHubのControlNetのページに行きましょう
https://github.com/Mikubill/sd-webui-controlnet
ひらきましたら、コチラのcommitsをクリックしてね
コミットcommitの履歴が見れます
この中から、SDXLに対応していないControlNetのコミットを探していくわけですが
私が調べた感じでは、SDXLに対応していない最後のControlNetのバージョンはv1.1.312かと思います。
こちらのコミットになると思いますので、ページを開きます
v1.1.312のコミットの詳細のページが開きましたら、こちらの、Browse filesのボタンをクリックします
コチラのコードと書かれた緑のボタンをクリックしてください
ダウンロードできるZipファイルがありますので、ダウンロードします
ダウンロードが終わりましたら、好きな場所に移して、圧縮されていますので、すべて展開します
展開は、Zipファイルの上で右クリックしますと、メニューが開きますのですべて展開、をクリックすれば圧縮されていないファイルが作られます
この展開されたファイルの中に、こちらのsd-webui-controlnet-cc2cfc0fb705844b05a4e8463899bfc0cab82f50フォルダにcontrolnetのデータ入っています
ちょっと長いファイル名でですね
元のフォルダ名と同じにする必要はありませんが、フォルダ名の文字列がsd-webui-controlnet…と、長いのでフォルダ名の後ろの文字列は消してしまって問題ないです
インストールされているControlNetバージョンのファイルを削除しよう
それでは、一旦このウィンドウは置いておき、別のウィンドウでStableDiffusion WebUIのフォルダを開いてみましょう。
開きましたら、インストールされているバージョン1.14のControlNetのフォルダを削除します
extensionsのなかに、sd-webui-controlnetがありますので削除しちゃいましょう
削除しましたら、先ほど展開したフォルダをここに移動します
これで、ControlNet ver1.1.4のデータファイルが削除されて、ControlNetのバージョンはv1.1.312のファイルと置き換わりました
まだ終わりじゃないですよ
ControlNetのモデルデータも入れ替えてダウングレード
それでは、一度、StableDiffusion WebUIを立ち上げてみますね
まずは、確認ですが、ControlNetのバージョンはこの様にv1.1.312にダウングレードされています
ControlNetをクリックして開きますと、各機能もv1.1.312に変化しています
ControlNetの前のバージョンに適したモデルデータがない
ただ、こちらのモデルの中身がないので表示されません
この様にデータのファイルはあるのですが、モデルデータがないので表示されてないんですね
(もしくは、ver.1.1.4のモデルデータはあるが、ver1.1.3にダウングレードしたので使えない状態)
なので、モデルデータを入れればいいと言うことになるのです
Hugging FaceでControlNet v1.1のモデルデータをダウンロード
Hugging FaceにあるControlNetののモデルデータはバージョン1.14向けの物になっていまして、いろいろ試してみたのですが、簡単にはうまく機能しません
ファイル名が以前のバージョンとかわっているせいなのか、モデルデータのプログラム自体が違うのかは明確には分からないですが、操作設定上は不備がなく設定しているハズですが、機能していません
モデルデータも、バージョン1.13のモデルデータはないのかなぁと思い探したところ、なかなか見つからなかったのですが、以前にコチラのControlNetバージョン1.12の解説ブログを書いたことを思い出しました
ControlNetバージョン1.1のモデルファイルのダウンロードできるリンクが残っていました
ControlNetバージョン1.12の使い方は上のリンク先の記事を参考にしてね
追加リサーチしたところ、特にバージョン1.13専用のモデルデータという形ではないようでした
このリンク先のこちらのページから、ControlNetバージョン1.1のモデルファイルのダウンロードしていきましょう
ダウンロードは、現在フォルダにあるファイルが不足しているモノだけで大丈夫です。
こちらのLFSの印が付いているモノをダウンロードして行ってください
この記事と同じ工程を踏んでいるのであれば、これらの14このファイルをダウンロードすれば大丈夫です
ダウンロードが終わりましたら、コントロールネットのモデルフォルダの中に入れていきます
そうしましたら、StableDiffusion WebUIを起動して確認してみましょう
StableDiffusion WebUIを立ち上げて動作を確認
ControlNetのバージョンは1.1.312になっていますね
クリックしてして開きます
モデルが反映されているか確認してみましょう
きちんと、先ほどダウンロードした14個のモデルデータが表示されてますね
もし反映されてない時には、読み込み時間がかかっている可能性がありますので、隣にある更新ボタンをクリックしてください
そうしますと、表示されてくると思います
それでは、動作確認していきたいと思います
ControlNetのcannyを使い、線画抽出していきます
プロンプトやパラメータを整えまして、ControlNetのEnableにチェック
線画抽出する画像を、Imageのところに置きます
そして、PreprocessorをCannyに、ModelもCannyに設定しましょう
はい、以上でCannyによる線画抽出が出来るはずなので、生成してみますね
はい、この様にできました。
Tileも使ってみましたが、問題なく動作しています
まとめ:拡張機能【ControlNet】バージョンを戻す
ControlNetだけに限らず、アップデートで拡張機能が反映されなくなってしまったら、同じような方法でバージョンを戻すことが出来ますのでやってみてくださいね
以下のソフトウェアにご興味をお持ちいただけると嬉しいです。
スポンサーさまのご協力のおかげで、私のコンテンツはより充実しています。
興味を持っていただけた方々のご支援を心からお願いします。
皆様のサポートが、私の創作活動の大きな励みになっています。
最後に、お知らせをさせてください
Vtuberやイラストを動かしたい方向けに、Live2Dを使ったモデリングサービスを始めました
「画像生成したイラストを思い通りに動かしたい」という要望が高まりつつあるので、このチャンネルのイラストやモデリングを一緒に作ってくれている人たちと、一緒にやっていこうと言うことになりました
新たにイラストや立ち絵の制作も可能です。また、既存の手持ちのイラストをベースにしてモデリングすることも、素材によっては承っています。
お問い合わせは、nagiblo2000.6.6@gmail.comからお願いします。
ここまでお話を聞いてくださり、ありがとうございます。
動画版:拡張機能【ControlNet】バージョンを戻す
StableDiffusion WebUI v1.6.0(随時更新リサーチ中)
- StableDiffusion WebUIバージョン1.6.0リリース速報まとめ
- 【SDXL1.0のVAE】StableDiffusion WebUI v1.6.0 導入&設定方法
- StableDiffusion WebUI ver1.6.0「VAE」切り替えを便利なインターフェイス
- ControlNet ver1.14バージョンアップSDXLに対応…しかし
- SDXL1.0環境のEasyNegative【negativeXL 】ネガティブプロンプト省略embeddings
StableDiffusion WebUI や拡張機能のダウングレード
StableDiffusion webUI基本設定
- StableDiffusion WebUIをローカル環境で使う設定のやり方♪
- StableDiffusion WebUIバージョンアップ方法。更新手順や注意点
- StableDiffusion WebUIバージョンの確認方法
- 【操作画面の解説・txt2img】分かりやすくパラメータの使い方を説明
- 【画像生成AIイラスト】VAEインストール方法と便利な使い方
- 「VAE」かんたんに切り替えするインターフェイス
- 【日本語化】StableDiffusionWebUI インターフェイス設定方法。
- 大きく、キレイな画像を出力する方法Hires.fix使い方。解像度アップ!
- 操作画面の5つのボタン解説
- 【X/Y/Z plot】使い方。プロンプトや設定を調整し比較してみよう!
- 【img2imgインペイント】画像生成AIイラストを修正/inpaintのパラメータ
- 【学習モデルの追加と変更】かんたん切り替え
- StableDiffusion WebUIバージョン1.3。LoRAを使う方法
- 【まとめ】画質が悪いを改善する7つの機能の使い方!
- 【StabilityMatrix】StableDiffusionWebUI簡単インストーラー
【学習モデル・checkpoint】
- 【実写系学習モデル・3選】写真の様なリアルな美少女が作れるモデルまとめ
- 【BracingEvoMix】日本人風の顔に特化した最新学習モデル
- 【BeautifulRealisticAsiansV5通称BRAV5】
プロンプト
- Stable Diffusionプロンプト(呪文)に関しての書き方。
- 【画質を上げる・画質に美しく芸術性を持たすプロンプト】呪文の書き方
- 【Tag complete】プロンプトのコツを掴める入力補助機能。
【ControlNet】
- 【ControlNet】使い方とインストール方法。画像生成AIイラストに便利な神機能。
- 【ControlNet-V1.1206】最新バージョンアップデート&モデル更新方法。
- 【ControlNet】不具合?表示されない…反映されない時には?
- 骨(棒人間)を使い、思い通りの姿勢をとらせた方法。
- 原画の絵と同じ姿勢(ポーズ)のAIイラスト生成のやり方♪
- AIイラストから線画を抽出する方法♪
- AIイラストを手描きで修正し、生成するやり方♪
- 【ControlNet】自作の線画イラストを画像生成AIに色塗り(ペイント)させる方法
- 自作の線画イラストをAIイラストに色塗り(ペイント)させる方法♪
【その他 拡張機能について】
- 【Eagle-pnginfo】画像やプロンプトを自動で一括管理できる拡張機能
- 【eagle】画像管理おすすめアプリ使い方
- 【eagle】公式サイト
- 【EasyNegative v2】導入&使い方♪設定方法
- 【EasyNegative V2】反映されないときには?原因と対処方法
- 【EasyNegative V2】【LoRA】にサムネイルを付ける方法
- 【LoRA】画像生成AIの追加学習データの使い方。
- 【Dynamic Prompts】ダウンロードとインストールの設定方法と特殊構文の使い方
- SDXLでも使える?【ADetailer】手や顔の崩れを自動できれいに修正できる拡張機能
画像生成で収益化方法
- AIイラストを生成して販売する方法(わどさん・外部リンク)♪
- 未経験でも10分で!AI美女をStableDiffusionでの作り方
- AI美女などの画像販売で稼ぐ方法/AIグラビアをStableDiffusionWebUI で作る